2019年11月27日
韓国の冬は長く、その寒さは日本の寒さとまた違います。
日本が湿気を含んだ寒さなら、韓国は乾いた寒さといいますか、冷凍庫のような寒さが何ヶ月も続きます。
そんな寒さを乗り切るためにお薦めしたいのが、スープ料理です。
韓国語では語尾にタンが付く料理です。
スープ料理はしっかり栄養が摂れ、風邪の対策にもなります。
今回はそんな冬の寒さを乗り切る韓国のスープ定番料理をご紹介します。
ソルロンタン
韓国の汁物料理の定番です。
牛の骨をぐつぐつと何時間もかけて煮たスープに、牛肉とタン麺、ねぎが入ったシンプルな料理です。
味付けは少しされていますが、お好みで塩、こしょうを入れて食べます。
トガニタン
ソルロンタンと似た色をしていますが、牛肉ではなく、トガニという牛のひざ軟骨を煮込んだスープで、ソルロンタンより少し値段が高いです。
トガニはゼラチンのようにプルプルしていて、酢醤油につけて食べます。
サムゲタン
日本でもおなじみのサムゲタンは韓国の定番料理の一つです。
アツアツのスープと鶏一匹丸ごと食べたなら、風邪の対策にもなりますね。
鶏のお腹の中にはもち米と高麗人参、なつめなどが入っていて健康によい食事です。
チュオタン
ドジョウをミキサーで潰し、スープにしたチュオタン。
白菜、もやし、ねぎ、味噌、コチュジャンなどを入れ煮込んで作ります。
辛さと熱さで寒さも吹き飛びます。
カムジャタン
これも韓国の定番料理の一つです。
豚の背骨(カムジャ)とじゃがいも(カムジャ)に味噌、コチュジャン、醤油などを入れ、煮込んで作る料理です。
お酒ともよく合う料理です。
これらの料理はスープにご飯を入れて食べます。
アツアツのスープと一緒に食べることで、体もポカポカ温まり、風邪の対策もできます。
冬に韓国に来られたら、あつあつのスープ料理はいかがですか。
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