身も心も解き放つ<br>アーユルヴェーダ体験
身も心も解き放つ

アーユルヴェーダ体験

『アーユルヴェーダ』と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
リラクゼーションマッサージのイメージが強くないでしょうか。

しかし、この『アーユルヴェーダ』、実は世界3大医学の一つなんです!

インド・スリランカで生まれ、5000年もの歴史を持つ世界最古の伝統医学で、実践的な生活健康法として長く受け継がれてきました。
語源はサンスクリット語でAyuh(生命・寿命)とVeda(科学・知識)という意味があります。

西洋医学のように病気の症状を取り除くのではなく、より健康に、長寿や若さを保つことを目的とした予防医学で、食事法(医食同源)・健康法(ヨガ・瞑想)といった日常生活に関わるものから生命そのものまでを科学します。

私もスリランカで初めてアーユルヴェーダ体験してきました♪

ドーシャとは?

アーユルヴェーダでは、人は生まれつき「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーを持っていると言われています。ドーシャのバランスをその人にとっての最適の状態に整えることにより、心と身体が健やかに保たれるとしています。

ドーシャはドクターが脈をみるように腕に3本の指を触れ、その人の気を確認しながら状態を診察してくれます。この時自分の体調で気になる事があれば質問してみてくださいね^^
(逆に気から読み取れる症状や注意事項なども話してくれます)

この問診で自分のドーシャが決まり、アーユルヴェーダ治療中の食事内容や具体的なトリートメントの内容が決まります。

ドーシャは「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(地)」の3つの性質からなるとされ、私は【カパ】でした。
【カパ】は太りやすい体質だそうで、カパが強くなりすぎると出不精で全てが面倒くさくなるそうです。
ちなみに【ピッタ】は中肉中背ですが、バランスが崩れるとイライラして怒りやすくなり、【ヴァータ】はひょろっとした痩せ形で、冷え性な人が多いそうです。。

ドーシャのイメージ

ドクターの診察の様子

いよいよスタート!!

さて、いよいよ本格的に治療のスタートです。

アーユルヴェーダ治療は、
① カラダを整えるトリートメント
② ココロを整えるヨガ
③ 食事療法
の3つを組み合わせて進めて行きます。

アーユルヴェーダの1日はこんな風に流れます。

6:00 起床
6:30 ヨガ
7:30 朝食
9:00 ドクターの問診
9:30 午前のトリートメント
12:00 ランチ
14:40 午後のトリートメント
16:00 フリータイム
18:00 夕食
22:00 就寝

カラダと整えるトリートメント

ココロを整えるヨガ

カラダを整えるトリートメント

まずはトリートメント
基本的には毎朝ドクターによる診察があって、その日のトリートメント内容が決まります。
毎日朝・夕2回のトリートメントは自分に合ったオイルや薬草を調合してくれます。

特にアーユルヴェーダといえば額にオイルを垂らすシロダーラや眼球をオイルで洗浄するネトラバスティが有名ですが、トリートメントの種類は症状によって50種類を超えると言われています。
毎回違う内容で1回2時間のトリートメントはカラダがとろけそうな何とも言えない快感です。

ハーバルトリートメント

オイルトリートメント

ココロを整えるトリートメント”ヨガ”

つぎにヨガ
これも毎日朝・夕2回あります。
適度な汗を流すヨガはドーシャを整えるには最適な運動です。

朝は呼吸を整えるものや瞑想がメインとなります。
夕方は少し強度を上げたパワーヨガに近いです。
でも決して無理はせず自分のカラダと向き合って心地良いリズムをつかんでください。(と言われます。笑)

施設によっては自由参加のところもあるそうですが、ぜひ参加する事をおススメします♪

朝の海辺でのヨガ

夕方のパワーヨガ

ひとりひとりに合わせた食事

食事もドクターからの指示で自分のドーシャに合った食材や調理法で一人ひとり違うメニューを3食作ってくれます

施設にはアーユルヴェーダ専門のコックさんがいて、嫌いな食材を伝えればちゃんと抜いてくれます。
コックさんと仲良くなれば、食べたいフルーツを使ってくれたり、作り方を教えてくれたりなんかもしてお得な事が多いです(笑)

ちなみに私は真っ赤なビーツのスープがお気に入りでした。

真っ赤なビーツのスープ

ひとりひとりに合わせたスパイス

自分の心と身体に向き合う至福のひとときを

ゆったりとした時間の中で自分の心と体に向き合いながら1週間を過ごしました。

個人的な感想ですが、アーユルヴェーダを受けて1、2日くらいは体が重く何もやる気がおきなかったんですが、3日目くらいからはうそのようにとにかく体が軽くて気分爽快でした。
大げさだと思われるかもしれないのですが、空の色や自然の緑がそれまでとは違って鮮やかに見え、帰国後も普段だるさや頭痛持ちだった私がそれを忘れ疲れにくくなって、快適に過ごせました!

疲れやすさを感じている方は、ぜひ本場スリランカでアーユルヴェーダ治療を受けてみては♪