おすすめ夜景スポット〜台北編〜
日本から3~4時間の距離にある台北は、グルメにショッピング、観光、マッサージと色々な楽しみ方ができる人気の観光地です。
今回はそんな台北から、SNS映え間違いなしのおすすめ夜景スポットをご紹介いたします。
近代的な建物から、どこか懐かしさを覚えるノスタルジックな街並みまで…昼とはまた違う台湾のオトナな魅力に癒されてみませんか。
幻想的な雰囲気で人々を魅了する
”九份”
台北から車で約1時間、山間に佇む小さな町『九份』。
かつては金鉱の採掘が盛んに行われていた場所でしたが、徐々に採掘量が減っていき、1971年には閉山となりました。その後、侯孝賢監督の映画「悲情城市」のロケ地となったことから、映画ファンが殺到し一躍有名観光スポットになりました。
九份のメインストリートにあたる『基山街』には工芸品店や、雑貨店、飲食店、土産物屋が立ち並び、異国情緒あふれる街並みを形成しています。
中でも一番人気のお店は『阿妹茶樓』。
中国茶が楽しめる伝統的な茶藝館で、「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉街はここがモチーフになったのではないかと言われています。
渓流沿いを走る風光明媚なローカル路線
”平渓線”
かつて炭鉱の町であった平渓の山間を往復するローカル路線で、九份の最寄である『瑞芳駅』やランタン飛ばしで有名な『十分駅』、猫村として有名な『猴硐駅』など、全長わずか13ほどの沿線には見所が沢山あります。
また、風光明媚な場所を走っているので、その姿はとても絵になり、多くの鉄道ファンが撮影に来るほどなのだそう。
ランタン(天燈)の故郷
”十分”
線路の上でランタンを飛ばす、幻想的な光景で有名な『十分』。
先ほどご紹介した平渓線の『十分駅』が最寄りです。
ランタン飛ばしの手順はこう。
① 線路沿いに沢山並んだランタン屋さんで好きな色のランタンを選び、墨で願い事を書きます。
(色によって願い事の種類が違ってくるため、自分にあった色を選んでくださいね)
② 願い事を書き終えたらお店の人に火を点けてもらいましょう。
③ 列車が通過しない時間を見計らって空へ飛ばします。
お店の人に記念撮影もしてくれるので、気軽にお願いしてみましょう♪
線路ギリギリのところに、びっしりと屋台やレストランが立ち並んでいます
ランタンに願い事を書いて天高く飛ばします
台湾夜景スポットの定番
”台北101”
台湾を代表する超高層ランドマークタワーで、高さは508m、地上101階、地下5階で構成されている複合商業施設です。
89階の屋内展望台からは360度パノラマビュー、91階の開放感あふれる屋外展望台からは、台北の街を一望できます。
ほぼ毎日ライトアップされており、曜日によって色が変わります。
台湾の熱気を肌で感じる
”饒河街観光夜市”
台湾の夜市は寺や廟の近くにあることが多いのですが、これはお参りに訪れる人たちのために屋台が出るようになり、その数が増えて行き、夜市になったからだと言われています。
その例に漏れず、饒河街夜市の東側の入り口のすぐ横にも『松山慈祐宮』があります。
航海・漁業の守護神とされる道教の女神、媽祖様を主神とし、通称『松山媽祖廟』とも呼ばれています。
地元の方達に倣って、夜市に行く前に立ち寄ってお参りしましょう。
お参りした後は、いよいよ『饒河街夜市』です。
饒河街夜市は、饒河街という通り沿いに広がり、全長約400メートルあり、食べ物や、衣料品、雑貨などを売る屋台が所狭しと並んでいます。
『士林夜市』と並ぶ、台北2大夜市で、士林夜市と比べると食べ物屋台の割合が高め。ローカルグルメを堪能したい人におすすめです。
市場の始まりと終わりには「饒河街觀光夜市」と書かれた大きなゲートがあり、記念撮影スポットとしても人気です
饒河街観光夜市の入り口にある「松山慈祐宮」